日産セレナ(C27)評価。メリットとデメリット

マイナーチェンジ前のセレナ(C27型)を消費税10%前に購入して、3ヶ月が経過しました。

購入してみて、展示車や試乗車よりも色々と分かりました。

現行型はマイナーチェンジしていますが、マイチェン前のセレナ(C27型)について『良かった点』・『悪かった点』を述べようと思います。

マイチェンは見た目こそ大幅に変わりましたが中身はそこまで変わっていないので、マイチェン後のセレナを検討中の方でも参考になるかと思いますので是非ご覧ください。

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良かった点

まずは、良かった点を挙げていきます。

室内が広い

とにかく室内が広い。

このクラスのライバル車にノア/ヴォクシー、ステップワゴンありますが、セレナが一番広いです。ミニバンを買って良かったと思える広さです。

高さもあるので乗り込みやすいし、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるのも楽です。

視界が広く運転しやすい

ミニバンならでは。

高い位置から見下ろせるので視界は広く運転しやすいです。

視界を遮る部分を極力少なくしています。

車内が静か

我が家のセレナはe-POWERではなく、完全なハイブリッドではないけど静かです。

ガソリン車ですが、S-hybrid(俗に言うマイルドハイブリッド)のおかげなのかな。

停車時はアイドリングストップで本当に静かです。

ハンズフリーオートドアは想像以上に便利

足でスライドドアを開けたり閉めたりする機能ですが、思っていた以上に重宝しています。

子どもが小さいうちは手が塞がることが多いので、あると助かります。

手にたくさん荷物持っていても大丈夫なのは、◯です。

アラウンドビューモニターで駐車がスムーズに

これも思ってた以上に重宝しています。

車が大きくらなるほど便利ですね。

駐車するのに時間がかかることなくスムーズにできます。ただし、頼りすぎは禁物です。

座り心地は良い

シートの座り心地は良いですね。

質感もGOOD!3列目シートは折りたたみ式な分、クッション性に欠けます。仕方ないでしょう。

3列目も使える

3列目に大人が乗るのも苦ではないです。シートもそれほど悪くはなく、テーブル付きで広くて快適です。

悪かった点

続いて悪かった点を挙げていきます。

これからのセレナ、いやミニバンに期待を込める意味でもたくさん挙げておきました。

走り出しの加速が悪い

大多数の人が言われているように走り出しの加速は圧倒的に悪いです。日産はもう少し努力して欲しいです。

e-POWERはそれほどでもないみたいですが、それならe-POWERの価格をもう少し安くしてもらいたいです。

今さらですが、e-POWER搭載車にすればよかったかなと思うくらいです。ただ、走り出せば問題ありません。

燃費が悪い

今時の車としては、残念な燃費です。

街乗りは〜8km/L。高速で〜13km/Lといったところでしょうか。

チョイ乗りなら5km/Lくらいです。

平均燃費は9.5km/Lです。

e-POWERもそこまで燃費は伸びないそうです。この燃費では一世代前のミニバンと変わりません。安全装備や快適装備にこだわりすぎて重くなってしまったのは分かりますが・・・

バックミラーが小さい

車の大きさの割には小さいです。視界が狭いです。車をバックさせるときは完全にリアカメラとアラウンドビューモニター頼りなんですかね。それでも目視は必ず必要だと思いますが・・・

ナビの画面の傾きが上を向いている

ナビの画面が上を向いてます。調整しようとしてもさらに上を向かせるしかできません。

これにより光が差し込み、日中はナビの視認性が悪くなります。

いくら大画面でもこれでは意味がありません。画面が垂直になるようにできないのは残念でなりません。

またナビの位置が突出しているためか運転席や助手席から見るにはやや近く手前にあるためより斜めから見るといった感じです。

ナビ見て運転は少し怖いですね。

ドライブからパーキングに入れるとエンジンが吹く

ドライブからパーキングに入れるとエンジンが吹くって・・・意味わかりませんよね。

おそらくバッテリー充電のためのエンジンが働くのでしょうか。

今までこんな車には出会ったことがないので違和感しかありません。

フロア位置が高い

フロア位置が高く、サイドステップがあります。

車に乗り込む際はそれほど気にはならないのですが、降りるときにサイドステップを使うか使わないか微妙な高さなので気になります。

妻はサイドステップを利用して降りています。

車高が高いということは、ふらつきやすく運転性能としてはマイナス要素です。

車、ナビともに使いこなすのに時間がかかる

システムがより良くなったのはいいのですが、使いこなすのに説明書を見ないと分かりません。スマホもそうですが、感覚でできないとストレスになります。ただでさえ現代人はやることが多いのに説明書をいちいち開かないと分からないのは困ります。

勿論、ただ運転する分には問題ありません。

シフトチェンジが目的の位置に入れにくい

レバーが上下動のみなので、シフトチェンジはしにくいです。

ヴォクシーのようにガタガタしていた方が目的のところにシフトレバーを入れやすいです。

やっぱり価格が高い

価格がどうしても高いところはマイナスでしょう。装備を充実にしたのはいいですが、もう少し価格を抑えてもらえるとファミリー層には助かります。装備の充実はメーカー側のサービスであり、その部分のコストをお客に求めるのはナンセンスだと思います。

最終的に思うことは

良い点を一言でまとめると、ファミリーカーとしての居住性の良さです。最新家電のような手の届いた充実装備は、奥様方に好評なのも頷けます。

逆に悪い点は運転性能の悪さ。車好きの方にはどうしても好きにはなれない運転性能でしょう。運転をしても楽しいとは言えないでしょう。

純粋に車として見るなら物足りない部分が多く、男性からしたら運転する面白みに欠けます。しかしながら、ミニバンというジャンルはファミリーカーといえるので、奥様目線の車作りが正しいのかもしれません。それが実際に売り上げにも表れている証なのかもしれないですね。

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