QRコード決済(スマホ決済)が最近、ニュースでも取り上げられるようになってきた。
「PayPay」や「楽天pay」や「LINEpay」これらは今、急速に普及しつつある。
(この背景にはキャッシュレス化で日本人のタンス預金を洗い出し、税金をがっぽり徴収しようと模索する日本政府が裏で手を引いているのではないかという話は置いておく。)
色んなスマホ決済アプリが出回るようになってきたが、実際どうなのと気になっている人は多いと思う。が、よくわからないので利用していないのが大半であろう。
そんな人のためにざっくり紹介とどのアプリを導入すればよいか考えてみよう。
スマホ決済アプリってどうなの?
ずばりスマホ決済アプリは、お買い物時に現金で支払うよりもお得になることである。
そのお得とは何かであるが、支払い時に100円OFFや10%OFF、キャッシュバックやポイント付与など少額ながらお値打ちにお買い物できてしまうというものだ。
普通に現金で支払ってしまうよりもお値打ちにお買い物できる。使わなければ損であろう。
ただし、いつでも安くなったり、キャッシュバックがもらえたりというわけではなく、各社色々なキャンペーン等を行っているから、色んな決済アプリが存在しているわけである。
その中でもとりわけ人気の高いスマホ決済アプリ5社について調べてみよう。
1.PayPay
スマホ決済を始めるならまず入れておいた方がいい。
スマホ決済の火付け役と言っても過言ではない。
昨年末の100億円キャンペーンが話題になり、社会現象にもなった「PayPay」である。
当の筆者はこの大判振る舞いなキャンペーンにしっかりと参加することができなかった。
理由は、「よくわからない」のと「安全面で安心できるか」の2点で利用することに今一歩、踏み出せなかったのが原因だ。
昨年の仮想通貨やビットコインと同じで、盛り上がったころにはすでにある程度落ち着いてしまって乗り遅れたというのが、こういった新しいことの始まりにはよくあることだ。
だが、以前ほどの過度なサービスではなくなったが、現在(2019年5月31日まで)もキャンペーンにより最大20%還元の恩恵を受けられる。(1回の支払いにつき最大付与は1000相当キャンペーン期間中の付与合計上限は50000円相当。)
この最大20%だが、条件は「PayPay残高」or「Yahooマネー」
次点の19%は、ヤフーのクレジットカード登録
10%が、その他のクレジットカード(VISAかマスター)だ
ちなみにPayPay新規登録で500円相当のPayPay残高をゲットできる。
あとは、何といっても利用できる店舗が他の決済アプリに比べて圧倒的に多いのが特徴だ。
今後も続々導入される店舗が増えるということで一番期待値は高い。
ただし、この不定期ともとれるキャンペーンが今後も同様に続くかは謎であり、昨年末がいちばんのキャンペーンであろう。今後、キャンペーンのサービス内容が低下することは言うまでもなく、いまのうちに恩恵を受けるために早期の導入が良いだろう。
弱点を挙げるならば、PayPay残高とクレジット決済を混在させることができない点だろう。キャンペーンなどで得られたPayPay残高は、それ単独で支払いしなければ利用できない。クレジット決済で足りない分をPayPay残高で払うことができない。
株主がヤフー、ソフトバンクであるため、携帯がソフトバンク、ヤフーカード持参している方は、より多くのサービスを受けられるだろう。
もちろんヤフー、ソフトバンクでなくても利用価値は高いためスマホ決済するなら導入しておいた方が良い
2.楽天Pay
楽天Payは楽天利用者ならばマストで導入したい決済アプリであろう。
楽天スーパーポイントと連携しているからとにかく利用しやすい。
楽天Payで決済すれば楽天スーパーポイントを支払い200円→1ポイント貯まる。これはおそらく半永久的なキャンペーンだと思われる。
楽天カードと連携すればポイントの二重取りプラスボーナスポイントで支払い200円→3ポイント貯まる。
利用できる店舗もPayPayに次いで多いといえよう。
キャンペーンも充実しているが、他社の支払い20%キャッシュバックのようなキャンペーンは残念ながら行っていない。対象店舗のみ10%キャッシュバックは現在やっており、月ごとに対象店舗が変わるようだ。他社のキャンペーンが行われてない時に利用するというのがオススメだ。
pay pay と楽天 pay、両者ともインストールしておいた方が良さそうだ。
3.origami pay
吉野家の牛丼が、期間中何度でも190円割引(実質、牛丼並盛りが半額)が話題で、私も導入した。
ここの決済アプリは、とにかく支払う時に割引されるという家電量販店でいえば、K’sデンキのような感じの決済アプリだ。
ポイント付与は、あくまでも次回支払い時に安くなるシステムなのでそういう意味では、本当にお得に利用できる決済アプリはこのアプリなのかもしれない。
この決済アプリは、ポイントという概念がないので、クレジットカードか銀行口座を登録して利用する。チャージは存在しない。チャージだと残金の使い切りが難しいが、このアプリは気にしなくてよい。
定期的にクーポンが届いたり、期間限定で対象店舗で半額になったりするが、上限があり、基本的には割引額は数百円くらいになることが多い。
現在、利用できる店舗は限られてくるため必ずしも導入する必要はないと思われるが、支払い時に割引されるのがよい方は導入してみてもよいだろう。
4.LINE pay
LINEは、もはやスマホを利用する日本人であれば真っ先にインストールするアプリで、その使い勝手は素晴らしく、携帯電話のメールを絶滅させたといってもいいほど画期的なアプリである。
ではLINE payはどうだろう。
キャンペーンが pay payと並んで20%キャッシュバックを頻繁に行なっている。
LINEのポイントはLINEを利用しているユーザーならだいたい持っていると思われるので、この際、LINE payも利用してみるのは良さそうだ。
弱点はチャージのみでしか利用できないこと。支払いする上でチャージしておかないといけないのは使い勝手からすると良くない。
食品や日用品をLINEペイが使えるエリアはよいが、使えないエリアだと、どうしても残高が発生しやすい。
しかし、クレジットカード利用のようについつい使い過ぎてしまう人は、月に決まった金額だけチャージしてやりくりすれば節約につながるだろう。
ちなみにクレジットカード登録によりLINE関連のサービスで決済可能だが、実店舗では使用できない。
そういった点からも筆者は現在、取り入れていないスマホ決済アプリである。 チャージ以外で使用できるか対応店舗の増加がないと20%バックで相対する pay payの方が利用しやすい。改良を待ちたいところである。
5.その他のおすすめアプリ
上記4社がスマホ決済アプリの中でも人気があり、一歩抜きん出ている印象がある。上記の4社を複数組み合わせれば、十分だと思われるが、他の決済アプリで取り入れるとしたら携帯会社からドコモのディー払い、auのau payと思われる。この2社どちらかでスマホを契約してるならインストールしておくとそれなりにお得に利用できると思う。
まとめ
数多くスマホ決済アプリが登場しているが、現状で使いやすいのは上記4社で実質まかなえるだろう。
いずれのスマホ決済アプリでもキャンペーン内容や期間は各社それぞれで対応店舗も異なってくる。
したがって、複数のアプリをインストールして対応店舗のカバーや各社の行うキャンペーンごとに使い分けて、より良い支払い方法で決済するのが良さそうだ。
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