セレナを見に日産へ行ってきた〔試乗レポート素人目線〕

暮らし

日産へ足を運ぶと室内の展示スペースには電気自動車のリーフと軽自動車のデイズ、さらにミニバンのセレナ、スポーツカーのGT-R。

これらのラインナップを見ると、日産は余すことなく色々なバリエーションの車を揃えており、これから普及するであろう電気自動車の先駆けとしてリーフ、昔から日産と言えばGT-R。そして、実際に売上げも好調で売りに推す車として、「デイズ」と「セレナ」ということなのだろう。

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セレナはミニバン販売台数NO1

特別仕様車

セレナは、2018年度ミニバン販売台数NO1を大々的に掲げている。

それだけ好調なのだろう。

実際に見てきたが、納得できる車と言えそうだった。

エクステリア、見た目はミニバンの中では1番アクがなく、スタイリッシュなデザインだ。よく言えば馴染みやすく、悪く言えば尖った特徴がない。

営業マン

まず、ドリンクは何飲まれますかと聞かれる。トヨタは無料の自販機から持ってくるが、日産は奥からコップで出してくれる。どうでもいい話だが、世界のトヨタの方がちょっと安っぽい対応だ。

セレナと言えば、今流行りのe-POWERは勧めてこない。元を取るのに10何年かかるとか、そこら辺は正直に教えてくれる。客層を見て判断してくるのだろうか。売りはと聞くと、デュアルバックドアガソリン車専用の可動式のセンターシートを推してくる。あとは2列目シートのロングスライドシートベルトが車体からではなく座席から出てくる点。特にデュアルバックドアはセレナだけが採用しており、どんな駐車場でもバックドアを開けられるのは大きな利点。

展示車を見て

当然ながらグレードはハイウェイスターが展示されていた。やはり見た目はハイウェイスターにしたいところ!普通のモデルは商用車感がする。それは他の車種でも同じだ。

ハンズフリースライドドア

足でスライドドアが開く機構はかなり便利。特に女性にとって非常に好印象。子どもを抱っこしながら、重たい荷物を持ちながら開けられるので奥様に人気が高そう。

デュアルバックドア

後ろの扉が2段階で開くのも便利だ。特に上の窓部分だけ開くのは狭い駐車場で優越感を得られるだろう。

室内に入ってみての感想は、ミドルサイズのミニバンでも十分な広さがあるなという印象。特に三列目シートのゆとりは意外であった。長時間乗ってみてからどうかは分からないが、窮屈ではなかった。

パーソナルテーブル

ハイウェイスターは、後部座席全席にテーブルがつき、USB電源もつく。どこに座っても落ち度がなく、素晴らしいと言える。ただし、そこまで必要かは疑問。当然それだけの装備には値段が上乗せされているだろう。

 

あと、気になったのは、セカンドシートが移動するレールの溝だ。

この隙間が少し広く感じた。小石やゴミが簡単に入ってしまう。実際、営業マンに尋ねたらやはり入りますとのこと。入ったら取り除けないので注意しないといけない。しかし、育ち盛りの子どもがそんなこと気にするはずはないので、考えものだ。マットを敷くことも考えられるがシートの使い勝手は悪くなるだろう。

試乗

残念ながらe-POWERは、試乗できなかったのだが、e-POWERの価格を考えると購入は難しいので、乗れなくてもよしとしよう。

したがって、プロパイロット付きのガソリン車を乗ってきたのだが、まずまずの乗り心地であった。特に視界が開けており、運転がしやすい。三角窓も大きいため死角は割と少なく感じた。

パワーはやや劣るか。ミドルサイズのミニバンなのでこの大きさで無理なく走行するにはそれなりのパワーが必要で、その点はガソリン車は不利な点である。出だしの加速と登り坂の伸びは可もなく不可もなく、新車にしては物足りなさを感じなくはない。

 

プロパイロット

プロパイロットを一般国道で試したが、ハンドル操作をしてくれるか不安で仕方ない印象だった。道路幅が狭い一般道では隣を走る車が近いので、正直、プロパイロットは安心して使えない。また、一般道では道路のラインがしっかり描かれていないと自動運転が解除される。

確かに自動でハンドルが動くのは少し感動だ。クルマの技術がここまで来たかと思わされる。しかし、実用的レベルを考えると、やはりハンドルから手を離せるくらいにならないと中途半端な気はする。

高速道路では重宝しそうだ。高速道路での道路幅が広い道であれば、もう少しこの自動運転技術に任せてもいいかもしれない。しかし、ハンドルから手を離すことはできない。あくまでも運転支援の1つだ。

長距離運転を多用するならば、せっかくの最先端技術なのでお金を払ってでも付けたい機能ではある。しかしながらプラス13万円を考えると、高速道路を休日のたまにしか使わないのであれば、無理につける必要はないとも思える。

まとめ

セレナの印象は割と良かった。弱点といえるのは少なく、おすすめできる車といえるだろう。ただし、価格次第ではある。2019年8月にマイナーチェンジを控えており、現行を買うならお得だし、マイチェンで更なる進化が期待できそう。

既に公式サイトにて先行公開されている。

2019年8月1日より販売開始か!?

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