サラリーマンの家庭菜園~食費節約以上の価値がある~

家庭菜園

家庭菜園。

独り身であった頃は、無縁であったこのジャンル。

現在は家庭を持ち、家を持った身になり、ひとつの趣味として行っている。

ちなみに私は基本、週休2日のサラリーマンだ。

子持ちサラリーマンなりの家庭菜園があると思うので、私なりの家庭菜園を今後紹介していこうと思っている。

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始めるきっかけ

やり始めたのは2年前。

きっかけは、家族ができ、持ち家を持つようになり、割と広めの庭に野菜なんかを育てれば、少しは食費の足しになるかと思いたったのが始まりである。その当時は、野菜が高騰していた時期でもあった。

現在2年経って、先に話しておくと家庭菜園で食費をカバーするのは、その分にかかる経費を考えると無理である。それよりか最初は赤字覚悟でいた方が良い。

 

この時点で、単に家庭菜園で食費を浮かせようなんて考えている人は手を出さない方が無難だということは始めに言っておこう。

家庭菜園。想像とは少し違った・・・


「掘り起こし作業をするお父さん」の写真[モデル:大川竜弥]

最初の誤算は、野菜は種、苗を買えば、スーパーの店頭で並ぶ野菜と同じくらいの野菜がたくさん作れると安易に考えていたことだ。これおそらく大半の人が思うことだろう。

何もない庭に菜園を作るには、畑を耕し、土を肥えさせ、種や苗を植え付け、雑草除去や害虫駆除も行い、肥料を与え、できた野菜を鳥や虫に食われないよう工夫し、やっと収穫できる。そう、けっこうな労作業だ。

まず、畑を作るのにスコップや鍬などその他に手袋やハサミ、支柱なども買い揃えないといけない。道具を揃えないと始められない。

畑を起こすにもかなりの重労働だ。思っている以上にごつごつした石や岩が出てくる。

畑を起こすと、土を肥やさなければならない。

牛糞や木々のたい肥などをホームセンターなどで購入し畑にいれてかき混ぜる。

 

ここまでの段階で、5000円~10000円をみておいた方が良い。

いきなり赤字だ。

それでいて野菜作りは、初心者の段階で決して上手くいくはずはない。

繰り返すが、サラリーマンが家庭菜園でお金を生み出す(利益を出す)ことはほぼ不可能だということは述べておく。

それでも家庭菜園で得られるメリットはたくさんある


「収穫前のミニトマト」の写真

私の始めるきっかけが、家庭菜園で食費の足しにすることであったので、前半はマイナスイメージを与えるようなことを書いたが、そもそもサラリーマンの家庭菜園で最初からそこを求めるのは無謀である。

2年やっていて赤字になりながら今も続けているのはいくつかの魅力的な理由がある。それを紹介しよう。

 

食べ物を自分で作るという幸福感

スーパーで並んでいる野菜を普段、何気なく買って食べているが、実際に自分で野菜を作っていると、野菜ひとつひとつ収穫できた時の満足感や幸福感は作ってみないと味わえません。そして自分で作って採れた野菜は美味しく感じるはず。

スーパーで並んでいる魚を買うよりも自分で釣った魚の方が美味しいのと同じ。

やはり採れたて新鮮の野菜が楽しめ、自分で作った、もしくは自分たちで作った野菜はとてもおいしく感じると思う。最初のうちは上手く作れないこともありますが、それはそれで農家の方の努力を感じられるのではないか。

何より食べ物の価値を感じられるのではないか。

 

無農薬野菜が楽しめる

 
「産直無農薬サラダ」の写真

言わずもがな家庭菜園では、スーパーの店頭で並ぶことはない無農薬野菜が楽しめる。無農薬は、見た目が虫食いなどで悪く見られることもあるが、農薬を使ってないことで、近年注目されている。あとは、化学肥料を使わないオーガニック野菜なんかも作ろうと思えば作れてしまう。

小さな子どもにも優しく、何よりも美味しく食べられるのは家庭菜園の醍醐味であろう。

 

子どもに野菜を好きになってもらう

 野菜作りに子どもも参加させれば、野菜を育てることの楽しさや食べ物に対する大切さを理解するきっかけになるだろう。学校の行事とかで、嫌いな野菜を敢えて育てて、収穫して食べるなんてことをしなかっただろうか?

自分で育ててできた物には愛着が湧く。食べるてみると、案外、食わず嫌いなだけだったなんてことはあるだろう。

まずは、簡単な野菜から始めよう

ここまで話してきて、家庭菜園は単なる食費の節約よりも魅力的な部分がわかっていただけただろうか。

それでもあまりお金をかけて野菜を作りたくはないだろう。だったら、「少し高めの野菜や果物を買った方がいい。」となってしまう。

そのためには低コストで失敗の少ない野菜から始めて行くのが無難だ。作って上手くできなかったというパターンがいちばん辛い。

今後、記事を追加していきたいと思っているので興味のある方は是非とも見て欲しいと思う。

ちなみにあくまでも一サラリーマンがやる家庭菜園なので、あまり期待しないで欲しい。

 

 

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