結論から申し上げると、私は和室を設置しました。ただし、和室単体の完全な個室ではなく、リビングと一体になることができる和室。引き戸で壁となるような和室にしました。建てて2年になりますが今のところ設置してよかったと思っています。
和室が必要かは生きてきた人生によって変わる⁈
正直、現代において新築に和室を設ける必要性は、絶対ではないと思います。和室の利用価値って何でしょう?
お客様の接待?
今の若い世帯が、そんなことする家庭は少ないと思います。
茶を点てる?そんな事もしませんし、生け花することもない。
そもそも着物を着ないですし。
じゃあ、現代の若い世帯が和室を求めるのは、何でしょう?
実家に和室があったからとか、実家に畳であったりとかで、何となく日本人の心ではないけど、そういったのを自然と当たり前のように求めているのかもしれません。
機能的に考えると、和室は大して必要ないということです。無くても何とかなる。
和室にメリットはないのでしょうか?
和室は、何にでもなれる。
和室は、いろんな顔を持っています。
応接間。
寝室。
リビング。
子どもの遊び場。
その時々で色々な用途に対応できます。
特に布団を敷いて寝るには畳は持ってこいだと思います。
フローリングに敷いて寝てもよいですが、硬いのと湿気がたまりやすく、寝た後の布団とフローリングの間に水気でベタベタするのをアパート時代は経験してました。
あとは、友達や両親を泊めたりするにもすぐに簡易な寝室を作れるという意味で、和室はアリともいえます。しかし、私のようにリビング一体型はそのようなことをするには抵抗ありますね。
和室の雰囲気が好きか嫌いかで決めましょう。
和室を設けるかは和室の雰囲気が好きか嫌いか落ち着くかづかで決めたらよいのではないでしょうか。
和室は現代においてプラスαくらい
以上より、和室はつけてもつけなくてもそれほど問題なしのように思いますね。
住宅の床面積を確保できていない場合は無理に設ける必要はないでしょう。
都会の坪単価が高いところではなく、
地方の坪単価が安いところならではの悩みかもしれません。
それでも和室は設けていいものですよ。何となく落ち着きますし、絨毯やカーペットなくても腰を下ろせます。
ただし、畳のメンテナンスを考えると決していいことばかりではないでしょう。
我が家でも、まだそれに悩まされていませんが、10年したら家全体を含めてメンテナンスを考えなければならないとは思います。
和室でお茶を飲んだり、ごろ寝したり、和室があると心が和みますので、是非とも採用を考えてください。
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