利益確定の方法

FXにおいて、利益確定の方法は何通りかあると思っている。

損切りが、ある程度ルール通りにできるようになってくると、今度は利益が出てくるようなトレードができるようになってくる。

うまく相場の波に乗れて損切り位置を建値よりマイナスにならない位置までスライドさせれば、いよいよ損失はなくなり、利益をどこまで伸ばすかという形になるのだが。

しばしば利益に欲が出て利食い出来ず、結局建値付近で決済させられることが何度か出てくると思われる。損失は出てないが、それなりに精神的なダメージはでかい。1番利益が出ていたタイミングを意識してしまうからだ。

結局、ほとんど利益が出ずに決済してしまうとき、これって勝てる方法あるのかなあと思ってしまう。

利益確定は以下の方法が考えられる。

  1. 大きな時間足で抵抗があると思われる位置よりも少し手前に指値決済入れておく。
  2. トレンドで意識されているライン、押し目、戻り目を割った時点で決済。(しばしばダマシのようなのも見られるため、思うような決済位置になりにくい。トレンドが継続してしまうとストレスになりやすい。)
    前回の高値を超えずに前回の安値を割るタイミング。(売りの場合は、安値を超えずに高値より戻すタイミング)ダブルトップ、ダブルボトムのようなトレンド終焉の示唆であり、理想的なタイミングといえるが、高値で決済できた場合と比較すると利益がそれなりに減少してしまうストレスがある。利益を追いやすいが、トレンドが早いタイミングで終焉すれば、ほとんど利益を出せない欠点。

以上が考えられるが、絶対にやってはいけないこととして、利益が少なくなったからといって損切り位置を建値よりマイナス位置にずらして、再度利益が出るのを神頼みするようなことだけは避けた方が良い。

一旦、建値まで戻ってきた時点でそのトレンドが継続される保証はどこにもなく、逆に逆行すれば、最悪、損失が出るという事態になる。

筆者も何度か経験したが、そこから盛り返した時の嬉しさよりも、逆行して耐える時の方がよっぽどストレスが溜まるトレードとなる。諦めて建値決済しといた方が次のトレードに取り組めるため、ストレスを溜めにくい。そのあとプラスに働いたとしても、損切りで終わらなかったことを褒めるようにしたい。この感情のコントロールも人間にとってしばしば難しいのだが…

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