ファミリーカーの理想は・・・ミドルクラスのミニバン!!

暮らし

子どもができ、家族が増えると、ファミリーカー購入を検討する時期がやってくる。ファミリーカーの定番と言えば、ミニバンだ。国内ではミニバンも種類が豊富に揃っているが、可能であればミドルクラスのミニバンを所有したいところであろう。

まずはディーラーへ足を運ぶ前に下調べの段階で考えていきたい。

スポンサーリンク

家族4人以上ならば、ミドルクラスのミニバンが理想

車は、家に次ぐ高額な買い物と言ってもいい。それくらい今の車は高い。お金のかかる子育て世帯で車を買うことはかなりの負担になるはずだ。

そんな子育て世帯は、短期的に買い替えるよりも基本的には車を乗り潰すこと前提に購入すべきと考える。確かに短気で売れば下取り価格はよいが、乗り換えをする度に諸経費がかかるためだ。

そうなると、長く利用できる車が必要になる。子ども2人以上の家族ならば、やはり7人乗り以上のミニバンがあると自由度が高く便利だ。

さらにサードシートもそれなりに使える車であれば、おじいちゃん、おばあちゃんを乗せて出かけることも可能だ。そう考えるとミドルクラスのミニバンを狙いたいのが大半の意見であろう。

子どもが小さいうちはミドルクラスのミニバンを勧める

子どもが小さいうちは、常に子どもと一緒に出掛けると思うし、いっしょに旅行といった遠出も多いことだろう。さらに今ではチャイルドシートやジュニアシートが必須で、大人一人分以上のスペースが小さい子どもにとられる。

また、幼少期の子どもと思い出をたくさん作りたい。おじいちゃんおばあちゃんは、この頃なら年齢的も若くいっしょに遠出することもできる。そうなると、それなりにゆとりのあるサードシートが欲しいところだ。

ただし、予算が厳しい家庭もあるだろう。そうなると、コンパクトミニバン。いわゆるほんだのホンダのフリードやトヨタのシエンタということになる。

 

子どもが大きければ、ミニバンは要らなくなるかも

思春期になると子どもは親についてこなくなる。至って普通に訪れることだが、思春期とはそういうものだ。そうなってくると、7人乗り以上のミニバンである必要はないのかもしれない。ただし、子どもの部活動なんかで友達含めての送り迎えだったり必要な家庭にはミニバンが必要になるのかもしれない。

ミドルクラスミニバンの種類

ここでは、家族ができたばかりのファミリーを想定してミドルクラスのミニバンで勧めていこうと思う。

 

一般的に3車種しかない。

TOYOTAのヴォクシー、ノア、エスクワイア

日産のセレナ

ホンダのステップワゴン

 

ヴォクシー、ノア、エスクワイアはベースは同じだから1つの車種と考える。人気車種であるヴォクシーの名前を借りる。

TOYOTA、日産、ホンダ、日本を代表する自動車メーカーだ。

順にざっくり特徴を比較していこう。

 

売り出した順

2019年7月現在、

ヴォクシー

ステップワゴン

セレナ

の順である。

このため、安全装備等を見るとやはりセレナが1つ抜きん出ている。

しかし、ステップワゴンも走行性能を加味すると十分な造りと言えそうだ。

ヴォクシーはいずれの分野でも遅れをとっており、車の性能という部分では2車に負ける。

ただし、2020年あたりにフルモデルチェンジの噂が出ており、2車以上の造りにしてくるだろう。

 

2018年の売れ行き

セレナがe-POWERを追加して売れ行き好調だ。主婦層にも人気なのが要因といえそう。

次いでヴォクシーが人気車種となっている。男性好みの顔立ちが売れる要因か。街中で見かける車はほとんどがこの車種だ。中でも「煌めき」が人気である。

そのあと、ノア、ステップワゴン、エスクワイアの順。

ホンダはステップワゴンを看板商品とは思っていないのか、車の完成度自体はよいが、そこまで本気になって売ろうとしていない。その結果が順位に出ている。ホンダはあくまでもN-BOXに代表されるN系の軽自動車を推しているのだろう。

 

エクステリア(見た目)

ファミリーカーを考えると、見た目はほどほどに。がベストだろう。

セレナが中間的な顔つきをしている。ミニバンを運転するのは平日はお母さん、休日はお父さんという構図になっていると思われるので、平均的な顔つきのセレナが1番人気なのは、うなづける。

ノアはマイナーチェンジを終えて、よりオラオラ感が増して敬遠する人もいるかもしれない。もう少しアルファードの顔つきに似せるとよかったと思う。フロントマスクがややごつくアメコミみたいな顔つき。

ヴォクシーは、その点バランスが取れている。ノアほどはなく、ヴェルファイアのような完全なゴリゴリ感もないシャープな印象だ。見た目とTOYOTAというブランドを加味してヴォクシーが人気なのだろう。

エスクワイアは、アルファードに似せてきたのかもしれないが、基本的にはノア、ヴォクシーと同じ基本設計で、内装で高級感を出して価格が高くなっているので、あまり売れないのだろう。

ステップワゴンは若干オラオラ感を出しにきたのだろうか。エアロ系のスパーダはロボットのような顔つき。逆にノーマルは他のミニバンに比べて弱々しい。見た目がステップワゴンの人気を落としている1つの要因なのかもしれない。何となくオデッセイの方がカッコいい。

インテリア(中身)

セレナのインテリアは、1番贅沢な作りかもしれない。シートアレンジは多彩で全席にテーブルとUSB電源があるのは魅力的。ただし、贅沢過ぎるといえばそうかもしれない。そして目玉は、バックドアが窓枠部分のみ開閉できることだ。

 

ヴォクシーはエクステリアにお金をかけた分、インテリアで削ったのか。特にこれといった特徴はないが、低床で乗り込みやすいのと3列目シートがワンタッチで格納できることか。室内長はこのクラスのミニバンで一番狭く、3列目の空間に影響するだろう。

 

ステップワゴンわくわくゲート、これに尽きる。あとは、3列目シートが床下格納なこと。荷物スペースは広く取れるがその分、3列目シートの座り心地は悪いだろう。さらにわくわくゲートの利便性を考えると、わくわくゲート側の3列目の座席は基本的に格納ということになる。

 

総じて、室内の広さが1番広いセレナが1番良いと思われるが、3列目シートを利用することのない家庭においては、さほど気にならない。しかしながら、このクラスのミニバンであれば、3列目シートの居心地も良くなくては何のためのミニバンなのか分からない。

 

走り

どの車種もハイブリッドを用意しており、エンジン性能はそんなに大差ない。加速、パワーの面で、ガソリン車に絞ると口コミでは、ステップワゴン、ヴォクシー、セレナの順。ハイブリッドになるとセレナ、ステップワゴン、ヴォクシーとなる。

ファミリーカーとして考えれば急加速急発進は求められないので、エンジン性能はそこまで気にする必要はないだろう。ヴォクシー系以外はデジタルメーターを採用している。

安全性能

ヴォクシーが劣る。クルーズコントロールは追従機能はなく、何のためにあるのか疑問。この部分で他の車より安くなるのだろう。

セレナはプロパイロットはあるが安全性能がオプション化されており、高額になるイメージ。コストパフォーマンスを考えると、ステップワゴンになるか。

価格

価格は似たような装備にすると、セレナ、ステップワゴン、ノア/ヴォクシーの順で高い。ただし、購入タイミングによっては値引き額も変わるので、3つとも見積もりを取って競争させた方が良いだろう。

セレナのe-POWERとプロパイロットをつけると何だかんだで450万近くになるので、ちょっと考えものだ。

まとめ

ざっくりと比較するとこんな感じだが、実際に実車を見てみないとわからない。

どの車もカタログに弱点を載せない。

カタログを見比べてみて、各社売りにしている部分は大きく載せているが、自信のないところは小さいか伏せている。

それらに注意して実車を見に行くと、確認するところが分かっていいかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました