消費税10%は何処へ?軽減増税、キャッシュレス、増税を忘れさせる戦略

キャッシュレス

日曜日のワイドショーで◯本さんが嘆いておりましたが、我々国民はまんまと術中にはまっていると…

そう、いつのまにか10%増税なんかどうでもよくなっている。イートインがどうだとかPayPayがどうだとか国民の関心は消費税10%ではなくなっている。見事に政府のやり方にはまっているわけだ。

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そもそも政府の狙いは何だろうか?

私の考えは1つ。それは国民からお金を搾り取ること。

これに尽きる。政府はもはや国民の貯蓄を奪い取る方法しか考えていない。これに気づいている人はどれだけいるだろうか?

では今回の増税でどうやってお金を搾り取るのだろうか?

消費税増税による搾取

 

2%の増税に成功

1番目に見えるのが消費税8%から10%の増税。2%の増税に成功したわけだ。前回の3%の増税よりは軽いが、この先も消費税は増税していくよと国民に知らしめたともいえる。

 

意識を増税からキャシュレスへ

そして、今回の増税で何よりも国民に増税に対する意識を別の方向へずらしたことだ。国民の関心事をまんまとずらしたことで消費税増税に対する負のイメージを軽減したといえる。現に今はキャッシュレスによる政策で増税2%分より安く購入できるのだ。

しかし、この政策には期限があり、各キャッシュレス事業の還元策もいずれないに等しいところまで落ち込むだろう。その時、残るのは増税分の2%だけだ。政府は難なく国民からお金を搾取することに成功したといえそうだ。

 

消費税はこれからも増税する

今回の政策で政府は国民に抵抗を少なくして消費税の増税に成功した。つまり、今回のようにやれば次回や次々回くらいまでは似たような戦略で国民をうまく騙せると思っている政治家はたくさんいることだろう。

さらに今後、消費税は12%→15%→18%→20%と変化するのは誰もが想像できる。おそらくこれは、今の日本の状況を見ると避けられない。高齢化に歯止めが効かないことは誰もが周知のところだ。

 

キャッシュレス化による預金把握

 

キャシュレス化の推進

政府は今回、キャッシュレス決済のみに還元策を施した。これが意味するのは、国民にキャッシュレス化を推進したいということだがその真意は何だろうか?確かにキャッシュレスは使い勝手もいい。現金をわざわざ銀行から下ろさなくても良い。海外でもキャッシュレス化が進んでいる。しかし、キャッシュレスがこれほどまでの種類があるのはどうだろうか?キャッシュレス事業自体は民間に任せて何を企んでいるのか?

 

国民の現金把握

世界に遅れを取りたくないというのもあるが、おそらく国民の現金を把握したいのだろう。もう忘れたかもしれないが新紙幣が発表され、来たる2022年に刷新される。古いお札は回収され、新しいお札に変わる。その時にも現金はある程度回収されると思うが、このキャッシュレス化に便乗して先手を打ったのだろう。キャッシュレス決済を行うには、チャージするか口座やクレジットカードから引き落としする必要がある。しかし、その大元はお金を銀行口座に預けることから始まる。口座に預ければ、その人の貯金は丸わかりだ。こうなると、脱税なんてすることはできない。政府は現金の流れを把握することに成功したのだ。これで国民からキチンと税収することを可能にした。

 

2019年の消費税増税は国民を騙すことに成功!!

こうして、今回の消費税増税は政府にとっては最高の形で実現したわけだ。消費税増税に目を向けさせず、キャッシュレス化や軽減増税という別のものに注意を傾かせて国民を困惑させた。結果、国民は分かりにくい還元制度を勉強して、個人1人1人にははっきり言ってそこまで大きな額ではないがそれでも食らいつくしかないと皆んなが必死になっている。

 

ヒートテック1枚のために1時間以上も並ぶ

PayPayがユニクロと連携してヒートテック2枚で1枚無料というキャンペーンを実施し、PayPay1周年記念キャンペーンと重なって、サーバーダウンにより支払いができなかった。それでも多くの人はヒートテック1枚のために並んでいたし、PayPayで20%還元のために並んでいた。そういう私もそのうちの一人だ。

 

日本は裕福な国ではなくなった

こうなってくると最早、日本は裕福な国ではないといえるのではないか?貧しい国になりつつあるともいえる。

そんな姿を政治家は愚かな国民どもとでも嘲笑っているだろうか?いや、そんなことには目もくれず、いつものように豪遊しているのだろう!

そんな日本に住んでいて、国のせいにしていても始まらない。やれることはあるはずだ。ブログ投稿もその1つだし、投資することも1つだ。ただ、これらをやっていて分かることは儲かるまでは自分自身に投資しなければならないことだ。稼げるまでは辛抱強く続けるしかないと思っている。

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