車に必要なオプションの優先順位

暮らし

今の車は、新車を買おうとすると車両本体の価格で買うことは不可能と言えるだろう。

その大きな要因の1つとして、安全装備の充実に伴う費用が掛かるためだ。さらにハイブリッドにしようものなら車両本体に100万くらい追加されてもおかしくはない。

それだけにオプションに掛かる費用が多くなったのだ。

では果たして、本当に必要なオプションとは何なのかを考えていこう!

以下は優先順位の高い順と考えてもらえばよいです。

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1.今や必須とも言えるドライブレコーダー。

これから新しい車を持つ方々にまず勧めたいのが「ドライブレコーダー」だ。

ニュースで取り上げられているように今や日常茶飯事にあおり運転が起きている。被害に遭われた方は少ないかと思うが、目にしたことはあるのではなかろうか。私はあおり運転を受けたし、毎日の通勤で週一くらいで危険運転やあおり運転を見かける。

また、あおり運転をきっかけに命を落とすこともあるし、暴行に遭われる方もいるくらいだ。つまり、命の危険性に関わる事態になっている。このあおり運転に代表される危険運転は、厳重な処罰に科せられない限り、今後も頻繁に続くと思われる。

そのため、少しでも対処できるツールがドライブレコーダーだ。ドライブレコーダーを装備することが、乗車している人を守ることに繋がる時代なのだ。

ドライブレコーダーを装備し、周りのドライバーにドライブレコーダーを付けていることをアピールをするだけでもあおり運転の被害から逃れられるかもしれない。実際にあおり運転を受けた時に警察に証拠として提示できるかもしれない。危険運転に巻き込まれて事故した時の証拠にもなり得る。

よって、ドライブレコーダーは自分と家族の身を守るためにつけるべきオプションであろう。悪いのは危険運転するドライバーでその対応策として、決して安くはないドライブレコーダーをつけることは納得できないかもしれないが、もはや今の時代には必須となるオプションとなる。正直言って悲しい話だが…

高齢者ではなく運転に不安がなければ、安全装備よりもまずはドライブレコーダーを優先した方がいい。純正オプションとして装備するには3万円ほどかかるため、もっと安価なものでもよければ5千円程度で売られている。ただし、純正ならではの機能もあるので慎重に選びたいところだ。

2.安全装備の中でも衝突回避支援システムは取り付けたい!

車の交通事故のイラスト(男性)

昨今の安全装備の充実さには驚きだが、必ずこの時代が来ることは予測できていた。私自身、安全装備の先駆けとなったスバルのアイサイトを装備したレガシィは今でも十分通用する。数多くの安全装備が自動車メーカー毎に用意されているが、その中でも前方の衝突回避支援システムは欠かせないツールであろう。

実際に使用してみて、自動ブレーキをかけてもらうことなんてことは早々ないに等しい。その前に警報アラームが知らせてくれて自分でブレーキをかけることができる。この警報アラームが重要なのだ。

高齢ドライバーの増加で高齢者はもちろんのこと、若い人だって周りに高齢ドライバーが多いことを考えると、予測できない動きをされる車に出逢った時に危ない目に合うこともあろう。正直、ここでブレーキ踏むか!!とかあると思う。可能な限りつけておくべきオプションではあると思う。

3.バックモニターは外せない代物

「後方を目視で確認する高齢ドライバー | ぱくたそフリー素材」の写真[モデル:まーちゃん]

リアに入れてバック駐車する際にナビに後方が映し出されるアレである。今の車には当たり前についていると思うが、カーナビの内容によってはない場合もあるかもしれないので、是非確認しておこう。

やはりバック駐車する際にどこまで後ろに下がれるかは、はっきり言って目視でわからない。そのためバックモニターは必須となるだろう。いちいち降りて確認するわけにもいかない。車止めブロックがあればよいがそうもいかない駐車場はいっぱいあるし、今や付けていて当たり前の産物になっている。そうなると必然的にカーナビ装着が必要となってくるのだが・・・

4.カーナビゲーションはまだまだ必要!!

「カーナビに頼らずマップアプリで位置情報を確認する女性 | ぱくたそフリー素材」の写真[モデル:河村友歌]

ここでやっとカーナビを挙げる。

カーナビは絶対に必要かと言われれば、今やそうとも言えない。それくらいスマートフォンの高性能と普及率がそういわせる。グーグルマップでナビしてもらえば正確性は問われるかもしれないが行き先にはたどり着けるだろう。

しかし、前述のバックモニターの必要性を考慮するとやはりナビは必要だと思っている。もちろん今のナビはテレビは映るし、音楽も聴ける。ナビ以外としての用途も多い。まあ、今となっては付けて当たり前のオプションと言えばそうなのかもしれない。

問題はカーナビの選択だ。

まず純正にするか社外品にするか悩むことだろう。

性能の差は今やどちらも大差はない。

あとは価格と車とのマッチングになるわけだが、当然ながら純正の方が車にあったナビを装着できる。社外品であれば純正品に比べて安く買える。しかし以前ほど純正ナビと社外ナビで価格差の大差は縮まった気はする。それでも社外ナビの方が安いことには変わりない。

非常に難しい選択だが私はやはり楽に取り付けられる純正を推したい。社外ナビを取り付ける話になればナビを調達して持ち込むことになるわけだが、それに労力を払えれば何の問題もない。

5.フロアマットやドアバイザーがなぜオプションなの?

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これ、疑問ですよね?多くの人は当たり前のように装備されていると思うが、実はオプション。これって要らない人もいるということなのだろうか?

フロアマットについては、車内は家のように靴を履かない友人もいたので、そういった方にしてみれば必要ないのでしょう。また、今は代わりの物がネット上でも購入できるので、高価な純正にしなくても安価な社外品でも十分な人もいるのでしょう。ただ、多くの人は必要になると思いますので純正、社外品の違いはあるにせよ購入しておくのがいいと思います。

ドアバイザーについては、雨避けに必要になってくるので要らない人もいると思います。個人的にも必須かどうかは難しいところですが、雨の日でも車内の換気ができないのは、困る人もいるでしょう。車酔いに換気は1つの対処法ですから。

これも純正にこだわる必要はないかもしれません。ただし、新車の見積もりの際は大体勝手に加えられているので、社外品でよければ外すべきであろう。

まとめ1

以上が私なりに必須だと思う車のオプションである。

これだけのものはやはり中々外せない代物ばかりであろう。特にドライブレコーダーは、今の時代になくてはならない代物となった。道路に出たら自分は自分で守るしかない。誰かが守ってはくれない。それだけ危険運転が日常化している。ニュースで多く取り上げられるのもこうした危険運転を少しでも無くすよう促しているものと見て取れるだろう。

次に定番化しつつある安全装備として衝突回避支援システムだ。これも今は欠かせないオプションとなりつつある。安全運転を守るには自分自身の手によるものであるがツールとして手助けになるのならば是非利用しない手はない。

では続いて購入者によっては必要となってくるであろうオプションについて考えていこう。

必要かどうかはその人次第

ここからは、必要不可欠とは言えないオプションについて考えてみよう。

人によっては必要ないかもしれないが、それでもあると便利なオプションを挙げていこう。

ETC車載器

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これは必須でしょうと考えた方。

では、高速道路を年間に何回利用しますか?

普段の通勤で高速道路を利用している人は少数派でしょうし、年間通しても高速道路を利用する機会は意外と少なかったりします。

ETC割引ですが、現在は3つの条件が存在します。

休日割引…

「土日祝日」と「正月の2日と3日」と「お盆休み数日」で30%割引される。

深夜割引…

0時から4時の深夜帯に入出がかかっていれば30%割引

平日朝夕割引…

平日の6時から9時と17時から20時の間に入出していれば対象。月に5~9回まで最大100㎞相当分を約30%還元、10回以上は同様相当分を約50%還元。要するに通勤帯の利用者に対する優遇措置といえる。

といった割引制度なので、まずは高速道路を利用しない街乗りで十分な車であれば取り付けはメリットにならない。遠出する車であればあっても良いかもしれないがその辺りはこの割引のことを踏まえて検討すべきと思われる。

夫婦で2台持ちの家庭ならば、1台装備しておけば十分すぎるオプションだと私は考える。

安全装備や運転支援機能

前述した衝突回避支援システムは、おすすめできるオプションであるが、それ以外はあって越したことはないような必要不可欠とまではいかない装備である。しかし、オプションで衝突回避支援システムを取り付けようとすれば、大体の安全装備がついてくる。その中でも便利な機能を紹介しよう。

前車発進アラーム

前の車が発進したときにアラームで合図してくれる優れもの。

安全装備とは言えないが便利な機能だ。信号待ちで停車中にナビ操作をしたり、子供の世話をしたりと本来、安全とは言えない行為も時にはやむを得ない時もあると思われる。そうしたときに気づかせてくれるのがこの機能だ。

アダプティブ・クルーズコントロール

前車に追従して走行してくれる優れもの。

手元で設定してあとはアクセルとブレーキ動作は自動で行ってくれて高速道路などで有効活用できる。長い長距離運転をサポートしてくれるので助かる。また、車間距離の調整も可能だ。車種によって、設定できる速度に制限があるので確認しておきたい。追従機能があるかないかで使い勝手がとても変わってくるので、クルーズコントロールに興味があれば必ず追従機能付きを選択したい。

自動運転技術(プロパイロット)

日産が行っている自動運転機能だ。

まだまだ発展段階で、ハンドルから手を放してよい最新バージョンから使い勝手が良くなると思われる。今のところ最新のスカイラインしか搭載されていない。現状のプロパイロットではハンドルから手を離すことはできず、あくまでも運転支援の域を出していない状況だ。

まとめ2

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今回、あると便利なオプションを紹介した。

今回挙げたオプションは、車を長く乗るうえで欠かせないオプションを列挙した。

もちろん昔は車にこのような装備など存在していなかったことを考慮すると、必要不可欠とは言えないかもしれない。

その他にも見た目がかっこよくなる装備や後席モニター、ハイブリッドなど細かいオプションは山ほどあるが、個人的にはコストパフォーマンス的に必要ないと考えている。お金に余裕のある方は是非とも贅沢装備を付けていただければよいが、それでもそんなお金は別のことに回した方が良いと思う。

車のオプションは、一般的に割高なものが多い。例えば、後部座席用のモニターをつけるのに一般的に10万円ほどかかる。50インチのテレビが買える値段ではないだろうか?

ついつい車を買う際にあれもこれもと装備を充実したがるが、本当に必要かどうかを見極めてから検討するようにしたい。

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